勢至菩薩 小造り最中
勢至菩薩は、顔の大きさとのバランスを見ながら肩の位置や首の太さなどを付けていく段階です。やっぱりひとりじゃできないなぁ。先生がいなきゃ無理。ビビリなんで失敗が怖くてこれから頭部を造りながら腕や胸も決めていきます。まだまだポッテリしているので、これから細くしていきます。...
続きを読む勢至(せいし)菩薩 粗彫りから小造りへ
大体の形が取れたのでこれから各部位を造っていきます。衣が分かりにくくて難しそう。先生から「三尊にするの?阿弥陀様と聖観音で」と聞かれ速攻で「いいえ」と答えた私です夫の守り本尊である勢至菩薩単体です。阿弥陀様は髪が大変だからイヤ(←おい)。さて、今日で年内の営業は終わります。ゆずを看取り、人だけの暮らしを久々に迎えたこの1年。2月が遠い過去に感じます。注文してくださった方々、関わってくださった方々、学...
続きを読む勢至菩薩 木取りから粗彫りへ
中宮寺菩薩半跏像と白衣観音像がやっと完了したので次へ進みます。勢至菩薩は阿弥陀様の脇侍の一体です。阿弥陀様の両脇を、聖観音と勢至菩薩が固めています。同じような形で、薬師如来の両脇に日光菩薩と月光(がっこう)菩薩が控えてますね。私はそういう知識に詳しくないので、勢至菩薩を彫ることになってやっと違いを理解しました。この写真は大原三千院の阿弥陀三尊像です。向かって左が勢至菩薩。大和坐り(やまとすわり)と...
続きを読む勢至菩薩も作り始めました
中宮寺菩薩半跏像がまだ途中だというのに別のものに手を出してます。行き詰るとやりがちな「逃避」とも言います(笑い)。まだ木取りの段階で、角材から余分な塊を落としているところです。前後を落としたので次は左右の塊を取っていきます。適度な残し具合がよく分からず、残しすぎて後の彫りが大変だったり、取り過ぎて端っこが詰まっちゃったり、はよくある事。私はバンドソーで曲線に切り取ってしまいますが、本来の手作業でや...
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