天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

勢至菩薩 蓮華座 上は完成 下は彫り始め

カテゴリ:習作

蓮華座の上段はやっと仕上げが終わりました。遠目ではきれいに見えますが実際は側面が結構ザリザリな彫刻面になってしまって、何とかしようともがいたものの、どうにもならず諦めました。で、下段(反花・かえりばな)に取り掛かりました。あの作業(模様)がまた始まるかと思うと少々げんなり(笑)。こちらは下段の写真です。円形から少しずつ花びらを切り出しているところ。これは一番上だけ切り分けた状態。それを8回繰り返す...

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ミニ白衣観音完成

カテゴリ:習作

まずまずの出来。というか、今の自分の精一杯ですな。本から見て取れる細工の細やかさがすごいんですよ。そりゃあ修行した仏師の作だから当たり前ですが。この本の写真、本当にカラーだったらどれだけいいか。救世観音と共に同級生の元へ送ります。気に入ってもらえるといいな。救世観音(全高20cm)とミニ白衣観音(全高17cm)のサイズ感はこれで何となく分かるでしょうか。背後にある6寸地蔵菩薩は制作から8年経ってだいぶこんが...

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勢至菩薩の蓮華座は地味に進行

カテゴリ:習作

ちっとも進まないのは私のせいだけじゃない(笑)。今は小さな小さな半球を作ってます。丸くなってる?これ、蓮の花の…何だろう?種は中の方にある円だし。ともかく、縁の近くに直径3mmの円が96個あるんです。これを、1.5mmの平刀を使いひとつずつ丸めているわけですけども、全然進みません。6寸像の時はもっと数が少なかったからそれなりに終わったのだけどなぁ。丸の大きさそのままで数だけ増えちゃったこれができたら天面の仕上...

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勢至菩薩の台座 上段はもう少し

カテゴリ:習作

模様が面倒くさくて停滞中の台座。とりあえず上の段に花びらの模様が入りました。天面の模様を作ったら上段は仕上げします。仕上作業も面倒くさいんだよねー。表面全部きれいになぞりながら整えるわけで、もう1回同じ彫りをするようなもの。飽き性なんで、同じ作業がずっと続くとしんどいです。教室では隣で蓮の花びらを1枚ずつ作っている人がいて(台座と別に作って張り付ける吹蓮華)、4段飾り32枚にするか5段飾りまで頑張るかの...

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やっぱり教室はイイ

カテゴリ:習作

今年最後の仏像彫刻教室。人数は減りましたが、心安らぐ穏やかな空間であるのに変わりはなく、仲間と共に在る楽しさを堪能しました。他者のネガティブを吸収する私も、ここでは己の中にあるネガティブが消えていく経験をします。小さな悩み事なら4時間で問題ではなくなります。大きなトラブルであっても俯瞰(ふかん)できるようになって帰ります。ひとつには、彫ることに集中して悩みから意識が離れるためだと思います。悩み事に...

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勢至菩薩 本体完成

カテゴリ:習作

長い長い仕上げ(笑)がやっと終わり、目と白毫が入りました。今回の白毫(びゃくごう)はちゃんと白く見えるよう、奥に白い和紙を入れてあります。絵の具で塗ってもいいのですが、うちにはなかったので、あるものを使って。今までの作品は白く見える工夫はしておりませんで、今回初です。白く見えますねぇ。ちなみに阿弥陀さまはこういうのが2つ付いてて、額は白毫ですが、頭にあるのは肉髻珠(にくけいしゅ)。肉髻珠は赤く見え...

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仏像の胸の位置

カテゴリ:習作

勢至菩薩の胸の位置が高いような気がして、先生に見てもらったら、やっぱり高かった…。もう修正はしないけど。ただ、適正範囲の中には入っているそうで、その中の一番高い位置だから大丈夫だよと言われました。仏像の胸は下にいきがちだから、と。これ、図面には出てないのです。腕が邪魔して見えない位置。だから自分で他の仏像も見ながら彫ったのだけど(彫るにも腕が邪魔)、何となく高い気がして、でもやっぱり腕が邪魔ではっ...

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仏さまのお顔

カテゴリ:習作

仏像の顔。作る人によってそれぞれ特徴があり、仲間内なら、仏像の顔を見れば大体誰の作品か分かります。私のはこんなお顔です。初めての仏像彫刻 2011~2017年ミニ白衣観音 2015年救世観音 2015年大日如来 2014年地蔵菩薩立像 2016年白衣観音 母用 2016年白衣観音 自分用 2016年瑠璃観音 2019年中宮寺菩薩半跏像 2022年仕上げ中の勢至菩薩目指しているのは↓瑠璃観音みたいな麗しいお顔。本当にね、この本の写真を見るたびにうっと...

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台座の木取り縁取り完了

カテゴリ:習作

板状の角材をバンドソーで丸く切り出し、更に基本的なラインを取って(縁取り)、台座の木地ができました。2枚目向かって左に写っているような型を作り、側面から合わせて、形を確認します。これは、形を均一にするためです。1枚1枚を彫り出す前に基本的な傾斜を作っておく方が作業しやすく、かつ、ばらつきのない花びらになります。プロは木地師さんに頼むようです。縁取りまで旋盤できれいに均一に削ってくれますから、いいです...

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仏像彫刻の基準となる大きさを割り出す

カテゴリ:習作

「一ツ(ひとつ)」という比率の単位を基準として仏像彫刻のパーツサイズが決められていることは書きました。ではその「一ツ」ってどうやって出すのか。まずは、作りたい仏像の図面で足裏から額の髪の生え際までの長さを測ります。足元を0、髪の生え際を10として、その間を10等分します。この10等分したものが「一ツ」です。この勢至菩薩では髪の生え際が256mmの高さでした。だから一ツは25.6mm。普通はこれが整数となるような大き...

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