天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

仏さまのお顔

カテゴリ:習作

仏像の顔。作る人によってそれぞれ特徴があり、仲間内なら、仏像の顔を見れば大体誰の作品か分かります。私のはこんなお顔です。初めての仏像彫刻 2011~2017年ミニ白衣観音 2015年救世観音 2015年大日如来 2014年地蔵菩薩立像 2016年白衣観音 母用 2016年白衣観音 自分用 2016年瑠璃観音 2019年中宮寺菩薩半跏像 2022年仕上げ中の勢至菩薩目指しているのは↓瑠璃観音みたいな麗しいお顔。本当にね、この本の写真を見るたびにうっと...

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台座の木取り縁取り完了

カテゴリ:習作

板状の角材をバンドソーで丸く切り出し、更に基本的なラインを取って(縁取り)、台座の木地ができました。2枚目向かって左に写っているような型を作り、側面から合わせて、形を確認します。これは、形を均一にするためです。1枚1枚を彫り出す前に基本的な傾斜を作っておく方が作業しやすく、かつ、ばらつきのない花びらになります。プロは木地師さんに頼むようです。縁取りまで旋盤できれいに均一に削ってくれますから、いいです...

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仏像彫刻の基準となる大きさを割り出す

カテゴリ:習作

「一ツ(ひとつ)」という比率の単位を基準として仏像彫刻のパーツサイズが決められていることは書きました。ではその「一ツ」ってどうやって出すのか。まずは、作りたい仏像の図面で足裏から額の髪の生え際までの長さを測ります。足元を0、髪の生え際を10として、その間を10等分します。この10等分したものが「一ツ」です。この勢至菩薩では髪の生え際が256mmの高さでした。だから一ツは25.6mm。普通はこれが整数となるような大き...

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台座の大きさの決め方

カテゴリ:習作

過日、先生に教えてもらったことが、本にも書いてないし、どこにも誰も言及していなかった(私には見つけられなかった)疑問点だったので、仏像彫刻をする方のために書いておきます。台座付きの図面でない場合、自分で台座のデザインを決めるわけですが、大きさを決めるにあたりルールはあるのか、分かりませんでした。大体の大きさなら他の仏像写真を参考に決められるし、同サイズの仏像から計算で割り出すこともできますが、私は...

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仕上げなのに作業量多し

カテゴリ:習作

勢至菩薩は最終仕上げに入りました。細かな調整をしつつ、表面をきれいにして、整えます。私の場合は、仕上げが結構時間かかります。なぜならば、「これは面倒だから仕上げの時にやろう」「もう嫌んなっちゃったから後はもう仕上げの時で」と後回しにする部分がたくさんあるから(笑)。小造りの段階で形をビシッと決めて、仕上げは表面を整える程度にした方がスムーズだし、失敗もないと思います。普通はそれが「仕上げ」じゃない...

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勢至菩薩 もうすぐ仕上げ

カテゴリ:習作

教室で彫っている勢至菩薩は本体の形をほぼ作り終えました。足裏に台座固定用の板をはめ込む足ほぞもできて、ここで小造り完了とします。この後、細かな調整をしながら表面をきれいに仕上げます。髪の筋も入れて。それから台座と光背へ移ります。さて今回の図面は、衣が分かりにくくて弱りました。小造り途中の写真しかない(完成写真がない)のも、悩む一因でした。図面は↓こちらの本から。仏師に聞く仏像彫刻教室でも、勢至菩薩...

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勢至菩薩 頭部

カテゴリ:習作

体はまだまだですが、頭部は仕上げ直前くらいまで出来てきました。髪の形が整ってくると「進んだな」って感じますね。髪の毛(細い線)は仕上げの段階で入れます。顔が四角くて気になっていたのを修正しつつあります。写真だとあまり変わらないかな。実物ではかなり印象が違います。あごや首をあまり削ると人間の顔になってしまうため、首元のふっくら感が残るよう注意しながら、少しずつ削ぎました。こないだも書きましたが、個人...

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勢至菩薩 全体のバランスが取れてきた

カテゴリ:習作

教室で彫っている勢至菩薩は、先生に全体のバランスを見てもらいながら、自分でパーツを作っています。腕の角度が左右で違い、付け根の位置を直しているのが横向きの写真。美術的な技術知識は持っていないので自分でこういう所はチェックできません。先生は絵も塑像も修行の中でやってきているそうで、さすがプロは基礎が違うなと思います。個人的な好みで言うと、もっとスラリとした形が好きです。今回はポッテリしちゃって。可愛...

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勢至菩薩 全体の大きさを整える

カテゴリ:習作

顔ができてからは、顔の大きさを基準として体の太さを決めていきます。小顔なら体もスリムに、今回のような大き目なら体も太目に。バランスを取るのが大事なんだって。その辺の塩梅は先生に見てもらいます。3月に比べてだいぶスッキリしました。自分の好みとしてはもっとスリムが好きなんですけど、顔を大きめにしちゃったから仕方ないね。ちなみに、今、顔を小さくしようとすると、耳の位置も変わってくるし頭も体もまたサイズダ...

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安来清水寺の勢至菩薩像

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

出雲地方へ。出雲大社はもちろん参拝。安来市にある清水寺の勢至菩薩が良さそうだったので見に行きました。GW中は予約なしで見られます。安来 清水寺 宝物館仏像は5体のみでしたが、好みの形で、良かったです。こちらのご本尊は以前、盗難に遭ったそうで。幸い発見されて戻ってきたから、それ以降は宝物館を作ってそこで保管しているのだそうです。ご本尊にしてみれば、本堂で、参拝に来た皆さんと共にいたいでしょうね。そのため...

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