天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

勢至菩薩 蓮華座 上は完成 下は彫り始め

カテゴリ:習作

蓮華座の上段はやっと仕上げが終わりました。遠目ではきれいに見えますが実際は側面が結構ザリザリな彫刻面になってしまって、何とかしようともがいたものの、どうにもならず諦めました。で、下段(反花・かえりばな)に取り掛かりました。あの作業(模様)がまた始まるかと思うと少々げんなり(笑)。こちらは下段の写真です。円形から少しずつ花びらを切り出しているところ。これは一番上だけ切り分けた状態。それを8回繰り返す...

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勢至菩薩の蓮華座は地味に進行

カテゴリ:習作

ちっとも進まないのは私のせいだけじゃない(笑)。今は小さな小さな半球を作ってます。丸くなってる?これ、蓮の花の…何だろう?種は中の方にある円だし。ともかく、縁の近くに直径3mmの円が96個あるんです。これを、1.5mmの平刀を使いひとつずつ丸めているわけですけども、全然進みません。6寸像の時はもっと数が少なかったからそれなりに終わったのだけどなぁ。丸の大きさそのままで数だけ増えちゃったこれができたら天面の仕上...

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勢至菩薩の台座 上段はもう少し

カテゴリ:習作

模様が面倒くさくて停滞中の台座。とりあえず上の段に花びらの模様が入りました。天面の模様を作ったら上段は仕上げします。仕上作業も面倒くさいんだよねー。表面全部きれいになぞりながら整えるわけで、もう1回同じ彫りをするようなもの。飽き性なんで、同じ作業がずっと続くとしんどいです。教室では隣で蓮の花びらを1枚ずつ作っている人がいて(台座と別に作って張り付ける吹蓮華)、4段飾り32枚にするか5段飾りまで頑張るかの...

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このカッコよさに共鳴してくれる仲間募集中

カテゴリ:販売作品

松葉畳店さんに依頼して作ったオリジナル小畳。シャープでクール。100円ショップの物と違い、本物の畳用イ草と縁(ヘリ)を使って作られた、本物のミニ畳です。縁テープにはさりげなくシルバーのラメが入って、控えめにキラリと輝きます。小畳ブラック(オンラインショップ)私はとってもカッコイイと思っているのです。が、同じように感じてくれる人になかなか出会いません。女性にはウケないだろうことは承知しています。でもね...

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台座の木取り縁取り完了

カテゴリ:習作

板状の角材をバンドソーで丸く切り出し、更に基本的なラインを取って(縁取り)、台座の木地ができました。2枚目向かって左に写っているような型を作り、側面から合わせて、形を確認します。これは、形を均一にするためです。1枚1枚を彫り出す前に基本的な傾斜を作っておく方が作業しやすく、かつ、ばらつきのない花びらになります。プロは木地師さんに頼むようです。縁取りまで旋盤できれいに均一に削ってくれますから、いいです...

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定規が使えない場所へ直線を引く

カテゴリ:習作

台座用の木材を縁取りしていくと、16等分した線が消えてしまいます。そのままでは花びらが作れませんから、線が入った状態を保ちながら縁取りしないといけません。円形に切り出し型に沿って形作る曲線部分への線引き、私はこんな風にやってますというお話し。中央にピンを打ち、そこから糸を張ります。残っている線と線をつないで(裏側も確認)直線を描きます。それだけ。布の巻き尺でやることもあります。一回り小さい型紙を作っ...

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台座の大きさの決め方

カテゴリ:習作

過日、先生に教えてもらったことが、本にも書いてないし、どこにも誰も言及していなかった(私には見つけられなかった)疑問点だったので、仏像彫刻をする方のために書いておきます。台座付きの図面でない場合、自分で台座のデザインを決めるわけですが、大きさを決めるにあたりルールはあるのか、分かりませんでした。大体の大きさなら他の仏像写真を参考に決められるし、同サイズの仏像から計算で割り出すこともできますが、私は...

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白衣観音 本体と台座固定

カテゴリ:販売作品

白衣観音の本体と台座を固定する作業です。下方にインスタの写真がありますのでご覧ください。この溝を足ほぞと呼びます。足ほぞは、足の裏に収まるような位置と大きさで彫るのが本来のやり方らしいのですが、心配性な私は「足先の厚みの少ない所で深く彫って飛びぬけちゃったらどうしよう」なんて、あり得ない心配をして後ろへずらしております。幅3mmの平刀曲がりを使って彫っています。穴が小さいため、あまり深くは彫れません...

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中宮寺菩薩半跏像 ひとまず完成

カテゴリ:習作

やっと光背まで出来ました。ひとまず、というのは光背の高さがまだ要調整だからです。なかなか思い通りにならないので疲れちゃって、もう作品展はこのまま出します。最後の1枚は、彫刻しない人には何の価値もないのですが、これを彫りたい人にとってはものすごく貴重な角度です。出版物の仏像写真もこの角度を入れてくれたら彫りやすくなるのにな。作り始めたのが2019年秋。3年近くかかりましたね。私の日常が大きく揺れた時期でし...

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中宮寺菩薩半跏像 光背で悩む

カテゴリ:習作

残すは光背だけ、となった中宮寺の伝・如意輪観音。「伝」というのは、分類条件としては如意輪観音に当てはまらないのだけどお寺などには如意輪観音と伝わっていて(何かに書かれていたり)、かつ、その分類方法の基礎となる時代より古い像であるから分類に当てはまらなくてもある意味当然、というような意味です。また、台座に腰かけて片足を組んでいる姿を半跏像と呼んでいるようです。広隆寺の弥勒菩薩が有名ですね。仏さまの種...

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