天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

奇跡を起こす仏像彫刻

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

仏像彫刻を始めてからのこの十余年、仏像仲間に起きたいくつもの奇跡を見てきました。仏様のご加護としか思えない、生命の奇跡を。ある人はお地蔵さんを手に持っていたがために殺されずに済み(犯人の供述による)、ある人は全身不随となってもおかしくない事故で何の後遺症もなく復活し(今も健康)、ある人は命を懸けた大手術で回復に3ヶ月と言われたのに1ヶ月で元気に復帰(動き過ぎるなと仲間に注意されるくらい)。平均年齢70...

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仏さまのお顔

カテゴリ:習作

仏像の顔。作る人によってそれぞれ特徴があり、仲間内なら、仏像の顔を見れば大体誰の作品か分かります。私のはこんなお顔です。初めての仏像彫刻 2011~2017年ミニ白衣観音 2015年救世観音 2015年大日如来 2014年地蔵菩薩立像 2016年白衣観音 母用 2016年白衣観音 自分用 2016年瑠璃観音 2019年中宮寺菩薩半跏像 2022年仕上げ中の勢至菩薩目指しているのは↓瑠璃観音みたいな麗しいお顔。本当にね、この本の写真を見るたびにうっと...

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菩薩と如来の違い 菩薩を仏と呼んでいいのか?

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

仏像彫刻仲間から教えてもらった知識と、NHK Eテレの「心の時代〜宗教・人生〜」で見た情報を基に書いています。仏さまと言われる仏教上の存在には以下の4種類があるとHPで書きました。如来:悟りを開いて仏となった者。例:阿弥陀如来、大日如来菩薩:仏修行中の者。例:観音菩薩、地蔵菩薩明王:如来の化身で、恐い顔で魔を追い払う。例:不動明王天:異教の神様出身の者。例:弁才天でね、よく見るとお地蔵さんや観音さんといっ...

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古い仏像修復過程

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

仏師の宮本我休さんが江戸時代の仏像を修復する過程を掲載していらっしゃいます。なかなか目にする事のない部分ですからすごーく貴重な情報。いやもう、すごいの一言です。どれほど神経を使うことか。作られた当時の仏師に敬意を払いながら美しさを蘇らせる。私が教室で教えていただいている大和宗雲先生もこういう作業をされてきたんだろうなと思ったら、先生への敬意が増しました。いえね、宗雲先生って教室では人間臭い楽しい話...

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菩薩と如来 装飾の有る無し

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

同好会でもたまにそんな話が出たりするし、前に何かでも読みました。修行を終え仏となった如来はもはや己を飾る物は必要ない。従って如来は装飾無し。他方、まだ修行の最中である菩薩は人と同じように装飾品を身に付けている(持物とは別の話です)。菩薩の代表が地蔵さんや観音さんで、彼らは首飾りやら宝冠やらを身に付けています。人であった頃の名残なのでしょうか?対して、如来の代表である阿弥陀さんは確かに衣だけで飾りは...

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大日如来

カテゴリ:習作

これは1年前に完成させたもの。非常に苦労しました。仏像としっかり向き合えない日が多く、触れることすらできない日が続きました。散漫な意識で彫るのは失礼だと思うし、そういう時はケガをするからです。守り本尊(という言葉も初めて知ったのですが)だからなのかもしれませんが、自分と向き合うことができなければ彫れないように感じていました。彫れば彫ったで、やってもやっても進まない。腕も光背も掘り出しでして、腕の内...

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