天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ることを綴ります

檜の家にはなれなかったけど

カテゴリ:非販売品

小地蔵さん脱力型・Smile Makerの試作品はそれにふさわしい友人のところへ嫁ぎました。前にも書いた通り、Smile Makerには持つ人にある種の資質が求められます。笑いに価値を感じ笑うことを受け入れられる状態の人でなければそのパワーが発揮できないと思われます。そんなこの子は誰に託せばいいのだろう、とタイミングを待っていたら、道が見えました。とても喜んでもらえたようです。Smile Makerはきっと役に立ってくれます。笑...

続きを読む

クスノキとヒノキの比較

カテゴリ:販売作品

どちらも色合いにおいては木材個々の個体差はありますが、ヒノキと比べるとクスノキは色が濃い目で(ヒノキとあまり変わらない色の物もあります)、木目がそれほど目立ちません。クスノキは芳香と香りの強さも特徴で樟脳(しょうのう)の原料です。彫りたてなら香りも分かります。ただ、彫ってから時間が経つと表面の香り成分が揮発してしまうので匂いも分かりにくくなります。ヒノキは最初白っぽくても時間が経つと色が濃くなって...

続きを読む

木組みのワンダーな世界

カテゴリ:雑記

山種美術館、宇宙ミュージアムTeNQと紹介してきましたが同日訪れたもう1軒が木組み博物館。日本の伝統技術である木組みによる工法の実物模型展示と、触ってばらして組み立てて体験できる空間です。梁の模型 すごく複雑今でも寺社に使われている木組みの技術は、金属を使わず木材だけで十分な強度と耐久性を実現できる素晴らしいもの。しかも実際に自分で組み立ててみるとその面白さにハマります。何でしょう。立体のパズル感覚かな...

続きを読む

御神木

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

富士山麓の御神木だったクスノキを譲り受けました。私用に少し分けてもらったらあとは、ぽちの和・木彫り同好会へ。これでmy仏(うちのコ)を思う存分彫っていただきましょう。バンドソーで切るつもりでいたら少々高さがはみ出してしまい、機械に入りませんでした(うかつ!)。なので手作業でノコ挽きすることに。色々考えたのですよ。この暑いのに汗だくでノコ挽きしなくてもいい方法がないかなと。高さをカットするとか、やりよ...

続きを読む

苦労に見合った輝き

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

仏像彫刻ではケヤキというのはあまり使わないと思います。理由は、堅すぎて彫るのが大変だからだろうと。彫刻刀では刃が欠けます。それより丈夫なノミでも欠けます。彫るにはかなりの根性が要る材だと思います。大黒柱がケヤキのイメージです。堅くて丈夫。艶があってつるっとした外観。教室で、ケヤキで仏像を彫っている方がいました。やはり堅くてノミの刃がボロボロになってしまい、彫るのには非常な苦労をしていました。ですが...

続きを読む

瑠璃観音 台座・光背用材切り出し

カテゴリ:習作

バンドソーに入らない大きなサイズを何とか1cm厚に切り出せたので、あとは機械の力を借りながら切り出します。6寸だからこれで済みましたが1尺サイズだったら台座ももっと大きくなって切り出しが大変でしょうね。ところで、バンドソー(電動糸ノコ)だとまっすぐ切れません。私の調整が下手くそなのかもしれませんが、切りっぱなしでOKとなるような断面ではないのです。最後はノコやすりをかなり使って平らにしないと厚みが不均一...

続きを読む

縦挽きギコギコ

カテゴリ:習作

頑張ってのこぎりで縦挽きしましたよ…。のこぎりを使わない人には「何のこっちゃ」でしょうが。瑠璃観音本体の仕上げに目途がついたのでそろそろ台座を用意しないと、と思いまして。地蔵菩薩の時は、初めてだったこともあり、前田木材の台座セットを購入しました。今回は家にある材から切り出してみようとトライ。それで困ったのが13cm四方の框(かまち)。1cm厚さに切り出したいのだけど、うちのバンドソーだと高さが入らず。手で...

続きを読む

木彫りのぬいぐるみ

カテゴリ:自分で作る仏さま

可愛いぬいぐるみのクマを見つけました。でも布ではなく木を彫った物です。⇒工房 木彫りのぬいぐるみ通信講座を開いている方の作品でした。これは可愛い。本当に柔らかそう。丸みの付け方もさることながら仕上げが非常に丁寧なんですね。だから柔らかそうに見える。でも実際ここまでのレベルに表面を仕上げようと思ったらかなりの時間と根気がいるはず。すごいなー。あ、こちらはやすりを使わず彫刻刀だけで仕上げをしている作品で...

続きを読む

お正月飾り 2018母用

カテゴリ:趣味の手仕事

母のベッド脇へ置く鏡餅。去年と同じ物だけど飾り方を変えようと思ってここまでセットしたのに、思い立って作った門松に変更。竹の下はかごのようにしてあり1本の角材から彫り出してあります。分けて作る方が手間なので。節の途中でカットした、笑う口みたいな形は縁起が良いらしいです。という事で、真似てみました。門松は飾りの部分が、彫り出すには難しく、しかも私は華やかに飾り付けるのが苦手なのでもうこのままと致しまし...

続きを読む

目指したキラキラは

カテゴリ:趣味の手仕事

先日のクリスマスツリー飾りは具体的にどんな物を目指していたのか考えてみました。抽象的なイメージしか頭になかったので、具体的にとなったらこの辺かなと思います。これは10年ほど前、アラスカへオーロラを見に行った時の滞在ホテルに飾られていたツリーです。シックで豪華できれいで、いいなぁと思いながら近くを通る度に見惚れました。この抑えた色合いからにじみ出る静かな華やかさが好きなのです。これが私のイメージする「...

続きを読む