天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

下剋上

カテゴリ:販売作品

ペットを飼う友人との間で、苦笑いしながら使う言葉が「下剋上」です。何かというと、年若い個体が年老いた個体より先に逝ってしまう事。下剋上本来の意味とは全く違うのですがひっくり返る感じを表現しています。例えば12歳の犬を差し置いて5歳の犬が先に死んでしまったり。予想外のことに加え、大抵は早い展開で逝ってしまいます。飼い主としてはひどくショックを受けます。動物であってもそうなのだからこれが人間の我が子とな...

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のこぎりの使い方

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

のこぎりを挽くと必ず曲がります。縦にも横にもまんべんなく(笑い)。こちらは木彫をやっていればいずれ必須となってくるのこぎりの選び方や使い方を仏師の方が説明してくれるありがたい動画です。続きもそのうち掲載されると思います。私が持っているのは縦挽き横挽き両方できるガイド付きの物(というよりガイドに付属ののこぎり?)と、細かい部分を切れる小型の物の2本。ガイド付きの方は45度用のガイドや角度調整・固定に便...

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アイデア色々

カテゴリ:販売作品

錫杖を持つ小地蔵さんの、杖の輪っかをどうするか、仏像彫刻仲間の方達がアイデアをくれました。同じような悩みを抱えた方のご参考に。その1、ひもを鉛筆等に巻いてボンドで固める。母のお供にするなら燃える素材が良いと思っていたのですが、ひもで細工しようとトライして上手くいかず放り出しました(^^;。それを聞いたお仲間が考えてくれた方法です。これなら素材も細工しやすさもナイス。本当にありがたいです。更にありがたい...

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仏像ハンコ

カテゴリ:雑記

面白い物を見つけました。15種類の仏像を彫りこんだ印鑑で、甲州の伝統工芸士作だそうです。自分の名前が入っていなくても銀行印にはできるのだそうで。直径15mm…そんな小さなスペースによくこんな細かい細工ができるものだと驚きです。仏さまの表情も素敵。彫っているところを見たいなぁなんて思っちゃいます。ちなみに私の好みは吉祥天。仏像の印鑑 仏像のはんこ ニッポン匠(TAKUMI)紀行「仏像図鑑」黒水牛印鑑【ご奉仕品】価...

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今年行く予定!

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

言葉に出すと叶う確率が高くなるということで、絶対行きたいと思っている展示会などをここに書いてみます。【その1】 京都にて松久佛所展示会&平等院ミュージアム9月末松久さんの会館も近くにあるようなのでそこも見たい。平等院では浮彫(雲中供養菩薩像)を見たいのです。そして伏見でお酒飲みたい…。1泊できれば最高なのだけど今はちょっと無理かな。【その2】 東京国立博物館の運慶特別展 9月末~11月末仏像彫刻といえばこの...

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瑠璃観音 小造り

カテゴリ:習作

ちっとも進んでいないように見えるのですが、実際そうです。こちらは小造りに入ったところです。そこから少し進んで現在こんな感じ。先生に助けてもらいながら、「動きの取れない」窮地は過ぎました。どうやら難しいことを考えられない(考えたくない)怠け者心が原因だった模様。まあ無理せずのんびり作業中。ちなみに、なぜまた観音さまかと言えば、美術好きな同級生が「観音さま欲しい」と言ったから。そのタイミングで、観音さ...

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あなたの帰りを待ってます

カテゴリ:非販売品

夫は職場に携帯型の小地蔵さんを置いています。そしてなぜか週末には一緒に帰ってきます。出張の際には閉じたPC上へ置いて出掛けるのだそうで、出張から帰ってデスクに戻ると小地蔵さんが待っていてくれるとか。「PCの上にいる小地蔵さんが見えた瞬間、なんだか安心するんだよ」とは夫の弁。「おかえり~」「お疲れさん」と言ってくれているような気がするそうです。人に近い形をした物でかつ心があるかもしれないと思われる場合は...

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