天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

大和宗雲教室 静岡展示会

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

今年のお盆に静岡市で教室の展示会を開きます。静岡県下の門下生が主になりますが東京の教室からも出展があるかと思います。【大和宗雲仏像教室 門下生 作品展】2017年8月10日(木)~14日(月)10時~17時しずぎんギャラリー四季 静岡静岡市葵区追手町1番13号 アゴラ静岡7階(静岡銀行呉服町支店ビル)入場無料スクランブル交差点からセノバへ向かう途中の左手にあります。1階が静岡銀行呉服町支店ですね。駐車場がないので車は近...

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不思議なバランス

カテゴリ:習作

瑠璃観音を彫っております。下図どおりに位置決めしているはずが段々ずれてきて、つじつまの合わない事態発生に苦戦中。で、ふと感じました。前から見たらすごく締まったウエストなのに横から見るとこんなに出っ腹って…一体どういうバランスなんだろう?これが人間だったら前から見たこのウエストの人は横から見たらもっと薄い体のはず。美術的な彫刻ではきっとあり得ない比率ではないでしょうか。ところがプロの作った仏像は違和...

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駿府匠宿

カテゴリ:雑記

近くへ所用で行ったついでに駿府匠宿を初めて訪れました。毎年、伝統工芸系を軸にしたクラフト展を開催しているということで、一度見に行きたいと思っていた施設です。JR静岡駅に静岡の名産品を販売する駿府楽市という店があり、そこで見かける伝統工芸品をいいなぁと思っていました。その伝統工芸の体験型施設という位置づけみたいですね。ちょうど雛人形の展示をしていて、私はお雛様の道具に目が釘付け。職人さんに教えてもらえ...

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小地蔵さんで6地蔵 が見られます

カテゴリ:販売作品

お世話になっている工務店が昨年は大きな人材喪失に見舞われたそうです。アットホームな職場で社員さん達ショックだっただろうなぁと思います。そんな職場にこの「小地蔵さんで6地蔵」が鎮座しております。近隣の方で興味があれば一度行ってみてください。各種イベント、ワークショップも開催され、面白い&信念ある&信頼できる工務店だと思います。元活版印刷所を事務所に、その隣にあった住居をオープンスペースにリノベーショ...

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亡き猫に

カテゴリ:非販売品

親戚の家で昨年死んだ猫は20歳目前でした。いつもお世話になっているおばさん(私とは直接血はつながらないのだけど血縁の叔父より気が合う・笑)がその命日を前に、その猫を偲んでいる様子だったので一体型の小地蔵さん(携帯型)を贈りました。チキンラーメンに見えて困るそれだけ長生きしたら天寿を全うしたと思えるのだけど、いなくなるのはやっぱり寂しいですよね。おばさんは哀しさと寂しさを静かに忍んでいるようです。あま...

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台座への固定

カテゴリ:販売作品

またしても3月11日が過ぎてからの紹介になってしまいました。昨年も同じことを書いたのですが、小地蔵さんを海や川に流したいという場合には台座への固定を無料で行います。購入時のメモ欄にその旨ご記入ください。もちろん小毬ちゃんでも固定はできますが座布団は無理なので台座オプションから木の台座を選んでください。大切な者がこの広い海のどこかに沈んでいるかもしれない…それはきっとやり切れない哀しみだと思います。お地...

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小さい物を作る時は

カテゴリ:習作

初めて仏像の持物(じもつ)を作ったのは錫杖(しゃくじょう・修行僧が持つ杖)上部の丸い部分でした。↓これと同じような形の物です。その時は、作る部分が小さいせいで固定できずに四苦八苦。ベテランさんに「最初から小さく切り落としちゃダメだよ。長く作って最後に切ればいいから」と笑われたものです。小地蔵さんで6地蔵を作ると持物も必要となります。これが結構手間がかかりまして…。例えば柄香炉はこんな風に仕上げまでし...

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行けなかった展覧会

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

東京・青山の根津美術館で「再会-興福寺の梵天・帝釈天」という展示をしています。元々は奈良・興福寺にて対に置かれていた梵天と帝釈天。諸事情により今は帝釈天が根津美術館にあるそうです。その相棒と112年ぶりの再会だとか。ちょうど期間中、美術館のすぐ近くで結婚式に参列予定だったので見に行こうと思っていました。が、しかし、履き慣れないパンプスの慣らし履きでぎっくり腰になりかけて、ほぼ諦めました。「ほぼ」って...

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続 のこぎりの使い方

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

続きの動画が投稿されました。早速真似してやっております。今日はひな祭りですね。私は旧暦に従う地区で育ったためひな祭りは4月でして、3月はいまだにピンときません。毎年春休みには祖母とヨモギを摘み、ついでに山菜も採りました。くちなしで黄色に染めたもち米、ゆでて刻んだヨモギ入り、赤色色素を入れた物、白いままの4種類をかまどで蒸し、餅つき機で(もう少し昔は杵と臼で)搗き、延ばしてから数日後に型を利用してひし...

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サークル長続きの秘訣

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

NHK 団塊スタイルという番組で「男の料理サークル」が紹介されていました。定年退職した男性が集まって活動しており、15年も続いているその秘訣は?で挙げられたのがこちら。家庭料理はなるべく作らない(妻の土俵に上がらない)料理の先生がいない(先輩が後輩に教える)過去は語らない(今が大事、過去の肩書は不要)見ていて、田町の同好会と似ているなぁと思いました。上記1以外は同じ。うちの同好会の代表を務めてくれている...

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