拷問は続くよ まだ当分
瑠璃観音の光背、教室で4時間頑張って進んだのはたったこれだけ。先生に「まるで拷問です…」と言ったらにっこりほほ笑んでこうおっしゃいました。「大変だけどこれが完成した暁には大きな感動が味わえますから、頑張って」はい、頑張ります…。そこへ唐草経験者によるダメ押し。「穴あけの後がもっと地獄だよ(笑い)。唐草の凹凸をこの厚みの中で表現するのがすごく難しい」…もっと大変になるんですか、そうですか。先輩、何だかう...
続きを読む許されていると伝えることで意思疎通できない人の表情が変わる
母の具合が悪くなりちょっと先が見えない感じになりました。が、また安定したようです。こういうのを年1~2回繰り返しながら少しずつ弱っていくのだろうと思っています。それでこの機会に、以前から心に留めていたことを伝えることができました。それは何かというと、許されていると知らせること。前に鈴木秀子さんの出演するTV番組を見て以来、心に残っていたことがあります。その番組では鈴木さんが認知症で意思疎通できない寝た...
続きを読む瑠璃観音の光背 ついに唐草模様へ
とりあえずルーターで穴を開けそこから穴を拡げていくのだけど、彫刻刀が奥まで入りません。裏側はバリバリ割れていきます。まるで拷問…。こんなちっこい穴なんて彫れないよーーーー!と叫びたい今日この頃。ちなみにドリルは1.2mmと0.8mm径で穴を開けました。でないとはみ出してしまうから。唐草の光背を彫るならせめて本体が1尺くらいの大きさにするべきだと、分かっていたことを思い知る瞬間。ただ、良かったことも一つ。それは...
続きを読むプレゼントに裂き織りマフラー
先日勲章もらった仏像彫刻仲間へのプレゼントに、裂き織りのマフラーを織りました。その方のイメージを色にして。本当はもっと優雅な色合いになる予定だったのが、縦糸の主張が強くて、思ったよりポップな感じになってしまいました。キラキラの糸を使ったのにあまりキラキラしてないし。実はこの前にもう1本作って、失敗して、織りを解いています。華やかな色使いを試してみたけど上手くまとめられなくて。だから今回は無理せず同...
続きを読む幢幡の小地蔵さんと仲間たち
友人宅へ嫁いだ幢幡(どうばん)の小地蔵さん、先住のコたちと一緒にこんな写真を撮ってもらいました。向かって右端が幢幡です。七福神っぽい?5体だけど。何やら非常にありがたい感が。そういえば、6地蔵にこまりちゃん足したら7体になりますね。その友人は人生の節目節目で1体ずつ揃えてくれています。きっと七福神となった頃にはお互い元気なばあちゃん(まだおばちゃんか?)になっていることでしょう。...
続きを読む北欧の玩具 織り機イネス
裂き織り教室で使っている卓上織り機とは別に簡易織り機を買いました。家で試してみたいことなどあり、教室用の織り機が空くまで待っていたら何もできないなと思いまして。かといって本格的な物を2台持つほど気合入ってるわけでもないから、これがちょうど良かったのです。北欧ではこういうおもちゃが知育玩具として普及しているようです。簡易織り機、といっても結構本格的に織れます。縦糸を長く張りたい時はちょっと大変だけど...
続きを読む注文制作の小地蔵さん 幢幡(どうばん)
友人から依頼を受けていた小地蔵さん。やっと作り始めました。ケガをして以来、彫るどころか手を使うこともままならない状態でしたから本当に久しぶり。何とか仕上げ作業ができるレベルまで回復したので作業開始です。これはまだ最終仕上前の状態で幢幡もまだだけど。ちなみに幢幡は「仏さまはここにいるよ」と示すノボリみたいなものだそうです。だからお寺の本堂に吊る下がっているんですね。その友人は6地蔵揃えたいと言ってく...
続きを読む西陣織の金襴(きんらん)
以前、TVで西陣織の織物職人さんの作業を見たのです。シルバーに輝く、神々しい布を織っていました。しかも裏返しで。何て美しいのだろう。こんなきれいな布があるんだ。番組名で探したら京都の龍村美術織物の職人さんでした。名人とのこと。なるほどね。それで、京都へ行った際にショールームへ寄りました。こまりちゃんの敷物に使える柄があったら欲しいと思いまして。残念ながら大きさと好みに合う小さな柄の物は見つからなかっ...
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