家族(人間)の介護は難しい
ゆずの介護をしていた時、夫とこんな話をしました。人間の家族を介護するのって、介護サービスの無い大型犬を看取るよりずっと大変だよね。私も夫も親の介護はしていません。父親は早い段階で病院で亡くなり、母親は施設入所(私の母は死去、義母は存命)。もし母親を自分が看るとしたらこんな穏やかな気持ちで接することができるだろうかと自問自答したら、即答で「無理」と返ってきます。人間相手だと、余分な感情が生まれるんで...
続きを読む一体一体が特別な存在
青色申告をするために伝票の整理をしています。発送票をチェックしながら、たくさんの仏さまを彫らせてもらったんだなぁと感慨深くしみじみしました。ゆずの余命が点灯してからの1年です。「あとは家で看取ります」と通院を止めてから、まさかここまで復調して長く頑張ってくれるとは思っていなかったですが、その中で平静を保てたのは仏像彫刻のおかげでもあります。特に、人様へお届けする仏さま・慈母像に対しては自分をクリア...
続きを読む介護者が整っていてこその介護
1年前から、フェルデン・クライスというボディワークで体を整えています。前から興味を持っていたのに体験できなかったのが、近くにプラクティショナーさんを発見して。坐骨神経痛から始まったボディワークは、ゆずを無事に看取るための私の整体となりました。今や痛みもなく(疲れや張りはあるけどね)、ゆずを抱えて歩いた日々でも私の体は良く働いてくれました。Sacchiの井上さんには心から感謝しています。もちろん自分の体に...
続きを読む大切な者からの愛を受け取る
毎朝、アファメーションを書いています。最近はアファメーションだけでなく感謝を述べたり希望を記したりする雑記になってますが。ゆずの旅立ちに際して、沢山の人から愛と思いやりをいただきました。それに対してひとつずつ感謝しました。友人知人、SNSフォロワーさん、家族、親族、地域の人、そしてゆず自身にも。それから、「私を愛してくれてありがとう」とゆずを思いながらお礼を書きました。その瞬間、ゆずの笑顔が鮮やかに...
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