手塚アニメの中の観音さま2
先日、「どろろ」に出てくる白衣観音について書きましたが、それとは別の観音像で気付いたことがありました。それは主人公・百鬼丸の母が拝んでいる首のない観音様。赤ちゃんを抱いているから子安観音かな?首が落ちる前のお顔が、「第十三話 白面不動の巻」に出てくる仏師の彫る菩薩の顔と同じでした。白衣観音とは姿を描き分けてあるので、意図してこのお顔に描いたものと思われます。こうして並べてみるとよくわかります。上が...
続きを読む小地蔵さんと共に成長していく
今まで複数体の小地蔵さんを迎えてくださったお宅で、娘さんが自分用の小地蔵さんを欲しいと、今度はSmile Makerを迎えてくださいました。願掛けキットも付けて、小地蔵さんに願い事をしながら共に成長していくんだなと思ったら、とてもうれしくなりました。しかもSMさまですからね。きっと笑い豊かな道のりでしょう。母と娘の小地蔵さんとそれを見守るおじいちゃんの小地蔵さんこちらのお宅は、最初は臨終の際にあったお父様の道...
続きを読むやっぱりシェパードが好き
骨の埋葬に先立ち、ゆずのドライフードやペットシーツなど、お世話になったクライナー・ハイネの佐伯さんに渡しがてら、犬たちに触らせてもらいました。シェパード4匹のパワーはさすがです(笑)。←楽しかった写真は、グループレッスンに参加していた頃のもの。レッスンが終わるとシェパードのお嬢さんたちは連れ立って(というか自然と同じ人の前に集合して)、おやつを持っているよその飼い主さんの前で、訓練済みの犬らしいビシ...
続きを読む己の魂を救うことで大切な誰かを救える
先日に引き続き、手塚作品「どろろ」の話。第1話から最終回まで何度も観て、気付きました。主人公・百鬼丸の母、弟、育ての親、そして百鬼丸自身。最終回では誰もが己の素直な心に従い、満たされない心や後悔を認め、深いレベルで真に自分の魂が求める行動を取ることにより、自分が救われ、そしてそれが大切な誰かの魂を救っている。誰かを救いたいと思うなら、まず自分を救うこと。それは浅い表面的な「救い」などではなく、魂の...
続きを読む手塚アニメの中の白衣観音
GYAOで手塚治虫原作の「どろろ」を31日まで配信中です。私は原作は読んだことがなかったのですが、今回GYAOで初めてアニメを観ました。そして感動し、最終回はもう5回観てます。なんて美しい物語だろう。そして、なんと深い物語だろう。それが感想です。幾重にも重なったそれぞれの人生において、魂の救済を描いた作品だと思います。主人公はどう見ても「百鬼丸」なのにどうしてタイトルは「どろろ」(百鬼丸と共に旅をする子供)...
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