天先そらさき 案内人ブログ

仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

最近のお気に入り 宇宙のライブ映像

カテゴリ:雑記

気分的にザワザワするときはこんなライブ映像が私は落ち着きます。人の声が入らないのがいいです。大きな画面で見ると更に良し。これは国際宇宙ステーションからのライブ映像。音楽が流れます。こちらはハワイ島マウナケアにある国立天文台すばる望遠鏡からのライブで、数分に1個くらい流れ星が見られます。こちらは音声無しの本当に静かな映像。日本時間+5時間後の空だと思えばいいです(正確には-17時間)。人の影響を強く受け...

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明後日終了 同好会のロビー展

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

静岡市の西部生涯学習センターで開催中の仏像彫刻展。30日の昼で終わります。センターが開いている時間ならいつでも見られますので、興味ある方はぜひ。また、10月30日には1日限りとなりますが、センター祭作品展示があります。【西部生涯学習センターロビー展】会場:静岡市西部生涯学習センター 静岡市葵区田町三丁目46番地の5 日時:2022年9月10日(土)15時~9月30日(金)12時、⇒祝日と月曜休館⇒開館時間中(9時~21時30分)...

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日常からの解脱

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

先の台風で静岡市はあちこちひどい状況になりまして。仏像彫刻仲間が住んでいるのはほとんどが静岡市なので、皆さん停電だの断水だの、ひどい所では山崩れやら何やら起きている中を24日、仏像彫刻の教室開講となりました。教室も静岡市です。ただ、教室のある地域は停電も断水もなし。でもね、市内各所で冠水や停電などが起きていて信号が止まっている交差点もある中ですよ。よく開講の決断をしたものだと思います。そして先生は東...

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100歳の旅立ち

カテゴリ:非販売品

お世話になっている親戚で、おばあちゃんが亡くなりました。100歳を迎え、知事表彰の話を聞いたばかりでした。「最近食欲があんまりなくて」とおばさんから聞いていたすぐ後でした。お供に小地蔵さんを付けさせてもらいました。焼いてしまうものだから台座はちょっと手抜きですけど。残される人々が安心して和やかに見送るお手伝いになれば幸いです。おばあちゃん、とても安らかな、美しいお顔でした。100歳ぴったりで、安らかに眠...

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仏像では癒されない段階もある

カテゴリ:販売作品

私の作品は小仏です。それを手に取り、なでたり話しかけたりすることで心を落ち着かせ、今日を生きる力を引き出したり穏やかな精神状態を保つことのお手伝いをしています。これって実は、自立的な手法です。仏さまが直接何か言ってくれるわけでもないし、ただそれを持つ人が信じて安心することにより叶うもの。仏さまは自身の力を引き出すお手伝いをしているのです。ですが、それでは癒されない人もいます。感情の渦に巻かれている...

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彫刻刀名工の廃業

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

西東京市の「小信」という鍛冶屋さんの彫刻刀を何本か使っています。切れ味がすごく好みなのです。必要なサイズが出てきたらまた買おうと思っていました。小信の彫刻刀たちその小信さん、昨年廃業されたんだそうで。HP見に行ったら無くなっていて、探したところ、廃業されたという記事が出てきました。ショック小信さんの彫刻刀は、1本ずつ手作りでした。なのに学生でも求めやすい値段で(東京芸大の学生さんが多く使っていたそう...

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気を付けないと空っぽのまま

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

これは小地蔵さん・こまりちゃんではなく、本格的な仏像彫刻の話です。今回、白衣観音を彫り始めて気付きました。私の中にすっぽり抜け落ちている工程がかなりあるということを。今までは、「分からなきゃ先生に聞けばいい」と思って受け身でやっていました。それが、図面も自分で考えてデザインして自分で彫る、ということをやってみたら、何をどうして良いか全く分からない工程がいくつもあったことに、衝撃を受けました。小造り...

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生まれてくる命、生まれてこない命

カテゴリ:販売作品

昨年、死産を経験した娘さんのために小地蔵さんを注文してくださった方がいらっしゃいます。今年、娘さんに赤ちゃんが生まれたそうです。とてもとてもうれしいです。おめでとうございます。ただ、新しい命がやってきたからといって、生まれてこなかった命の事を忘れるわけではないのです。その子の事は、心の奥の大切な場所へ静かにしまわれているはず。それが浮かび上がってきた時は小地蔵さん・こまりちゃんが救いになってくれま...

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仏を人に寄せて作らない

カテゴリ:仏像彫刻周辺の話

動物仏さまの事で以前、動物になってしまわないよう注意していることは書きました。それと同じく、人型の仏さまも人間的な感情を持たせないよう気を付けています。理由は、神仏にはいつでも好きな時に安心してお祈りしたいから。神話の中の神様って、日本でも海外でも、感情的で破壊的だったりします。機嫌が悪い時に願い事なんてしたら殺されちゃうかも、なんてビクビクしながらお祈りすることはできないんです。私は。人間も同じ...

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今日を生きる人

カテゴリ:魂の表現

90歳を迎えた仏像彫刻仲間(彫刻は引退)の松永さん。今も意欲的に小説を書いてます。おしゃべりしていたら、こんなことを聞かせてくれました。毎朝毎晩、かつて自分で彫った7体のお地蔵さまと、お気に入りの仏さまのカレンダー写真に手を合わせてお祈りするそうです。その内容が、「今日だけでいいの。今日をいっぱいに生きられますように、って。そして今日が終わったら、ありがとうございましたって手を合わせるの。」そうして...

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