仏像制作を中心に作(創)ることを綴ります

地蔵菩薩立像 粗彫り

2015/04/19
習作

無謀にも松久宗琳氏の下絵を使って地蔵菩薩を作り始めてしまいました…。「仏像彫刻―鑑賞と彫り方」という本に載っているものです。

最初は「彫刻刀で作る仏像 入門編」に載っている初心者向けの下絵を使うつもりだったのですよ。それが何を間違えたか、松久氏の仏像(写真)を見て「衣紋が美しい」とか思ってしまい、つい選んでしまいました。

先生曰く「難しいよ」。彫り始めて間もなくそれは痛切に感じました。

松久宗琳氏というのは偉大な大仏師だったそうで、亡くなって20年以上経っても未だ第一線の仏師の方々から尊敬を集めている存在です。昔で言う運慶海慶みたいな感じでしょうか。私は仏像の世界を全く知らなかったので先生から本を買うまでは名前も覚えられない程度でしたが、先生の先生だから大先生です。

そんな偉大な方の作ったのと同じ下絵なのだから、難しくて当然。増してや、デフォルメされた仏像しか作ったことのない私にとって初めての「これぞ仏像」な形。先生、止めて欲しかった…。

そんなことを言っていても作り始めたものは仕方ないのでちょっとずつ進めています。粗彫りまではまあまあ問題なく…と言いたい所でしたが、初めて扱う衣のひらひらの位置関係をどう認識すればいいのか分からず粗彫りすらままならず。
地蔵菩薩粗彫り

先生からいっぱいダメ出しをもらいつつ四苦八苦して作業しております(^^;

※上記「仏像彫刻―鑑賞と彫り方」ですがAmazonだとぼったくりの値段がついてます。ケインドレイクでは定価で売ってますよ。近くの図書館にあれば一度ご覧になっては。

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