仏像制作を中心に作(創)ることを綴ります

ミニ白衣観音

2015/06/01
習作

衣紋の練習に作ってみました。「松久宗琳の仏像彫刻―入門から中級まで」に載っている下絵を使いましたがこの本もケインドレイクなら定価で売ってます(別にお店の回し者じゃありませんよ)。

下絵と写真を見た限りはあまり興味を引かれなかったのですが(失礼)実際作ってみると、手のひらサイズで結構可愛らしい。彫るほどに愛着と可愛さが深まる観音様でした。
ミニ白衣観音上半身ミニ白衣観音後ろミニ白衣観音前

小さいので顔を作るのが少々大変でした。丸刀も平刀も1.5mmという細い刀を使ったもののそれでもまだ太いくらい。小さいので調子に乗って削っているとあっという間に削りすぎてしまいます。あと、衣紋の練習にと思って作ったのに、本に載っている写真が白黒で、どこをどう削ってあるのか見てもよく分からないのですよ。衣紋は他の本を見ながら彫り、先生にも聞きました。

元の写真が白黒だから仕方ないのでしょうが、再販本は今の技術でカラーに色付けできないんでしょうかね。できるならぜひやってほしい。それにしても見本は、この小ささでよくあれだけ顔や手やその他ぬかりなくきちんと作れるものですね。

大きくてもバランスが難しいけど小さくても作るのが難しいな、というのが感想です。そして衣紋の練習になったかどうかは…微妙。どこをどうへこませて、どこをどう出っ張らせればいいのかよく分からなくて結局線を入れただけに近いから、布には見えません…。

上記本に載っている白衣観音の参考作品(ミニじゃないやつ)がとても美しくて、挑戦してみたいなぁと思っています。母に観音様を一体あげたいんですよ。それならこれがいいなと。でも難しいよね…。下絵もないし。

と思ったら仏像彫刻仲間のお1人が写真から下絵に起こして彫っているのを発見。教えてもらって私もチャレンジしようと思います。まだずっと先でしょうけど。先にミニの台座作らないと。

ところで母とうちの犬、どっちのお迎えが先だろう。いい勝負かも。10年後、犬は確実にいないと思われるけど母もその可能性は高い。母用の白衣観音と犬用のデフォルメ地蔵の製作時間を考えたら白衣観音が圧倒的に長くかかるだろうから、やっぱり観音様が先かなぁ。それが観音様だと認識できるうちに渡したいな。

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