仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

衣紋

2016/06/16
習作

衣紋は(衣紋も、かな)難しいです…。地蔵菩薩立像の衣紋はあらかじめ練習したりして頑張ったけれども、出来上がりとしては「頑張りましたね(努力賞)」って感じ。
6寸地蔵菩薩立像 衣紋

ベテランさんやプロの作品は木なのに柔らかな布にしか見えません。滑らかに美しいドレープを描いて流れています。先輩の作品を見るたび、こんな風に彫りたいなぁと思います。そう思って彫り始めるのに実際には程遠い出来上がり。何より彫りが浅い。もっと思い切りよく!と自分を励まします。

彫刻をやったことのない人は衣も見本を見れば簡単にできると思うかもしれません。いやいや、それは甘いですね。

少なくとも彫刻刀の扱いに不慣れな初心者が写真を見てささっと作れるものでもありません。衣紋は、初心者だったら三角刀で線を入れるのがせいぜいではないかと。少なくとも私はそうでした。立体にするなんてとてもとても。もしできてしまう方がいればそれは視覚情報を具現化する才能に秀でた方です。

こんな風に書きましたが練習次第で確実に上達しますので、興味のある方はカマボコ板にでも練習してみてはいかがでしょう。ちょっとでも布っぽく見えると楽しいですよ。私はこの本を見て練習しました。

布の流れる様が彫刻で表現されているのはとても美しいと感じます。硬い木で作っているからこその美しさなのかもしれません。

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