仏像制作を中心に作(創)ることを綴ります

失敗を否定しない

2016/06/30
趣味の手作り

仏像彫刻を始めてから、物作り熱が再発しました(笑い)。ここ最近はかつてハマったことのある洋裁を必要な分だけやっています。改めて感じる、物作りって楽しい!

洋裁といっても大したことではなくて、自分の着る服をちょっと作る程度です。簡単な型紙で気に入っている形があるのでそれを色柄違いで。四角く裁つだけとか真っ直ぐ縫うだけとか本当に簡単な形です。それなのに着るときれいに見える物。
真っすぐ縫うだけのチュニック

しかしながら、普通だったら裁断から縫製完了まで半日でできる内容なのに私はしょっちゅう間違えてはほどいたり、裁断し直したり、「あ、〇〇し忘れた」と別の作業に入ったり。行きつ戻りつするので倍の時間がかかります。効率的でないなぁ…と毎度ため息が出ます。同じパターンを使っているのに毎回違うところを間違うってどういう頭なの?とか(^^;

とにかくやり直すのがすごく嫌で、その感覚が引っかかりました。どうも自分の中に「失敗することなく完成させたい」というこだわりがあるようなのですよ。仕上がりだけでなくその過程までをも完璧で終わらせたいという、訳の分からないこだわりが。

そのこだわり、要らないね。

自分を縛る無意味なこだわりに気付いたら楽になりました。1回で完璧に作れなくても次にその点は補えばいいのです。失敗は次へのステップ。

それ以来、やり直しも心穏やかに丁寧に作業できます。やり直している時間までもが楽しく感じられて、物作りがより楽しくなりました。おかげで仏像彫刻が更にやりやすくなったのもありがたい恩恵でした。

無用な思い込みやこだわりはその都度捨てていきたいものです。

ちなみにこのチュニックは渡部サトさんの本に掲載されたパターンを使っています。

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