仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

相棒

2016/10/26
販売作品

友人からこんな便りがありました。

ある日、帰宅すると小地蔵さんがにらむような怖い顔をしていて、角度を変えて見ても何をしても変わらなかったそうです。友人はふと、もしかしてこれって今の自分の顔?とショックを受けたとか。仕事のことでストレスが溜まっていた時だったから。

が、翌朝には小地蔵さんは元通りのすました顔に。その夜、頑張って働いて帰宅すると小地蔵さんが励ましてくれているかのような気がしたそうで。昨日のあの顔はどこへ?って。不思議な経験だったよと教えてくれました。
心の鏡となった小地蔵さん

小地蔵さんには表情を付けていないため、いかようにも見えます。だから見る人のその時の心は反映されると思うのです。

でも、それだけじゃない何かがあるとも思っています。人智を超えた大自然の大きな何かが。大井川流域の豊かな自然が育ててくれた檜であり、チビッコでも一応仏のはしくれですしね。だから本当にしゃべるかもしれないし、持つ人に「ちょっと、大丈夫ですか」と表情で語りかけるかもしれないと思うのです。

友人が「(小地蔵さんに)もうあんな顔させられない」と言ってくれたのがとてもうれしかった。あの小地蔵さんはちゃんと友人に寄り添ってくれているんだな、相棒のように。ちなみにその友人の使い方は言葉通り「近くで静かに存在し見守ってもらう」形です。人それぞれの使い方があります。

知らせてくれてありがとうね。

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