仏像制作を中心に作(創)ることを綴ります

お悩み解決

2017/01/26
仏像彫刻周辺の話

ここ数ヶ月、悩んでいたことがありました。それは、彫刻刀(平刀2本と15mm浅丸刀)が砥いでも砥いでも、ものの数分彫っただけで刃こぼれしてしまうこと。

前はそんな事なかったのに…彫り方が悪いのか、砥ぎ方が悪いのか、解決できず、平刀も使いにくくて悶々としていました。

同好会で一番のベテラン先輩に悩みを打ち明けてみたところ、なんと一発で解消。

今回の場合は、砥ぎの角度に原因がありました。鋭角になりすぎて刃の薄い(もろい)部分が多くなったために、ちょっと彫っただけで欠けてしまっていたようです。角度を正しく戻したら刃こぼれがなくなりました。「新しい刀があればそれを参考にして角度を保つといいよ」と。鈍角過ぎてもきっと切れが悪くなるのでしょう。刃こぼれする彫刻刀3本

すごいなー。知恵袋そのものみたいな人です。積み重ねた経験の中から問題点に見当をつけて対処を施し、修正しながら核心に近づいていく。そんな感じ。情報検索する先がスマホじゃなくて自分の頭脳(知識と経験)、というところが、カッコイイと私は思うのですよ。

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