仏像制作を中心に作(創)ることを綴ります

千年の時間

2018/05/11
雑記

先に書いた若狭歴史博物館から数kmの所に若狭姫神社があります。そこに樹齢1000年の杉があるのですよ。博物館の仏像と同じ時代に命を宿した杉が、共に今も存在しています。

今から千年後という時間を私は想像できないけれども、昔の人たちは先のためより今この瞬間に必要で大事な物としてそれらを大切にしてきたのでしょう。その結果、1000年後に遺された宝となりました。

千年杉の存在感たるや、驚きです。長生きというのはそれだけで神聖な何かを醸し出すのでしょうか。屋久杉は見たことないけど同じような感じなのかなと思いました。
若狭姫神社

杉の隣には社が建てられ、神様(豊玉姫命)が祀られています。その社の扉が今にも開いて神様が階段を降りてきそうで、何だかドキドキしました。普段はあまり神仏の存在を意識したことはないのですが、ここには本当に神様が在られるのだなと感じた次第。

この神社に湧き出る水の水源が奈良・東大寺でお水取りに使われる水と地下水流でつながっているのだそうです。何とも壮大なお話で。若狭姫神社・若狭彦神社・若狭神宮寺の3社で汲んだ水を鵜の瀬というポイントへ流すと厄落としになるそうです。

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