仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

三角刀の砥ぎは難しい

2020/12/07
仏像彫刻周辺の話

以前紹介しておりますが私は、彫刻刀を三木章のNewモーターシャープナーという砥ぎ機で砥いでいます。仏像彫刻も10年目に入り、自分で砥ぐようになって6年。そろそろ砥ぎも上達していたいところですが…さほど変わらないようなペンギン 困った

相変わらずダイヤモンド砥(大きく削る用)を使う時はドキドキするし、皮砥でも三角刀は片方砥ぎ過ぎて中心が合わなくなったりまっすぐになるはずの刃があらぬ2方向へカーブを描いていたり。

三角刀と言うのは平刀を2枚組み合わせた形ですから、平刀を砥ぐようにして砥げばいいのです。

それは分かってます。分かっているし、そうやっているつもりなのに、どうしても平刀のようには砥げません。平刀はちゃんとまっすぐ砥げるのに。

三角刀

三角刀の刃先

でも大丈夫です。みんなこう言います。三角刀って砥ぐのが難しい。丸刀も難しいが三角刀はもっと難しい。

三角刀の砥ぎ上がりにガッカリしているのは自分だけじゃありません。

刃がまっすぐにならないのは、砥ぎ機の上で角度が固定できていないから。それも分かっているけど、もう砥げたかな?と刃を見ると次は違う角度になっちゃったりするんですよね。プロは途中で見ないらしいですよ。でも私の場合、見ないでいると刃先とは全然違う場所を砥いでいたりするので。

以前、ベテラン先輩から「鏡を置いてみると良いよ」と言われたのを思い出しました。普段見ているのとは違う方向から鏡で手元を映してみると、手の位置の間違いが分かりやすいと。その頃は手元の刀を見るのに精いっぱいで鏡なんて見る余裕なかったので忘れておりましたが、ちょっとやってみようかと思います。

ところで、この砥ぎ機にはダイヤモンド砥が荒砥・中砥・仕上砥の3種類ついてくるのですが最近は、ほとんど仕上げ砥で済ませております。ひどい刃こぼれは中砥を使いますが。荒砥は刃の形状を変える時くらい(例えば印刀をナギナタ刀に)。

恐る恐る刃を削るレベルの私には仕上げ砥のゆっくり削れる加減がちょうどいい。荒砥で刃こぼれを治そうとして危うく刃が無くなりそうになった、懐かしい昔を思い出しました。

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