仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

不均一なパワー

2021/06/28
仏像彫刻周辺の話

先日紹介した「木のこころ 仏のこころ」の中にもうひとつ、面白い話がありました。

法隆寺伝法堂の虹梁(外側のはり)について、1枚1枚全部違う長さや形状のものをうまく組み合わせて統一感のある美しい形に仕上げていると西岡棟梁さんが解説してくれてます。唯一無二の素晴らしい形である、と。曰く「不統一の統一」。バラバラのものをまとめるのがとても難しい技だというのも想像できます。

遊びがあるので柔らかい感じになるんですな。型にはめたら、ものが死にますね。-松久朋琳

北道倶楽部さんの記事にその虹梁について詳しい情報がありました。

現代は規格に沿った形が良しとされ、それが農作物や動物にまで当てはめられてしまっています。もちろん人間に対しても。でも本当はすべてが不均一でバラバラでOKなんです。

多数派の層はあっても、そこからはみ出したものはその個性を大事にすれば、多数派に迎合しなくてもいいんじゃないかな。そうやってバラバラな力を持つものが集まったら、すごいパワーを生み出せるのではないでしょうか。

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