仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

祝福で満たして送り出す

2021/09/17
魂の表現

看取りの時期は、あと数日の命と宣言されたり、少し元気が出てホッとしたり、大切な人や動物の体調変動に巻き込まれて右往左往することと思います。それだけでぐったりしてしまいませんか(私はしました)。

そんな時は、「大好き」「ありがとう」に意識を集中してみてください。重たい気持ちになったときこそ、この二つの言葉に意識を向けると自分がグラグラしにくくなります。完璧でなくてもいいから、一瞬でもいいから、やってみてください。それが引いては旅立つ者の安らかさにつながります。

そして、これらの言葉をたくさん伝えてあげてください。できれば体に触れながら。直接言えなくても、写真を手にしたり、姿を思い描けば、心の声は届きます。愛は時空を駆け抜けます。

そうやって、祝福で満たして出立させてあげられるのです。素敵でしょ。イメージ こまりちゃんと桜

その祝福は、旅立つその人・そのコの存在そのものに向けた祝福です。その人・そのコが生きた一生に対する祝福です。ここに存在してくれてありがとう、という祝福です。

私は母の最期に立ち会うことはできませんでしたが、面会できたときには体をさすりながら、そして最後の夜には家から、言葉を贈りました。もしそれが複雑な感情を持つ相手であれば、今の時点で言える最大の「ありがとう」でいいと思います。無理する必要はありません。

自分が死ぬ側に回って考えてみたら、己の死を悲しんでもらえる(それほど誰かに愛されている)人生って、すごいと思うのです。イメージ 蓮に乗る小地蔵さん

その悲しみも元は純粋な愛であることを、愛を源として発生していることを、どうぞ意識してみてください。悲しめるほど愛した者が存在する、それがどれほど幸せなことか、共に在る時間をどれほど幸せに過ごしたか、そこに意識を置いて観てください。

そして、失いたくないと思えるほどの愛が存在するあなたの人生を、祝福してあげて。悲しくても辛くてもそれはそのままでいいから。

我が家ではこれからゆずの看取りが始まる事でしょう。いや、本当はもう始まっていたはずなのだけど、えらく元気に暮らしているので全然看取りに入りません(笑)。この先、どれだけ自分を安定させられるか分かりませんが、辛い気持ちになったら自分が書いた文章を読んで心を整えます。

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