仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

最高な息の引き取り方

2021/10/21
魂の表現

ルイーズさんの言葉を書いていて、思い出しました。これ以上はない、と思える最高な死に方をしたハムスターの事を。

それは、結婚してから一番最初に飼ったハムスターでした。実家へ残した猫が死に、私はその最期に悔いを残しました。その死を受け入れられずにいたところへ舞い込んだ、職場の人からの「ハムスター飼わない?」の誘い。

当時はアパート暮らしで犬も猫も飼えないから、ハムスターはうってつけの生き物でした。もらったのはイエローのキャンベルハムスター。「ポン」と名付けました。

ポンさんはとても長生きで、獣医さんからは「世界記録かも」と言われました。一度は老衰から日和見感染症の下痢を起こし、危ない状況に陥って「もう数日でしょうから覚悟をしてください」と言われたのに、スイカの汁を飲んでなぜか回復し、その後2ヶ月余りを元気にマイペースに暮らしたのでした。

その2ヶ月(夏)は、朝ゴハンをもらって、8時になるとケージを噛んで扉を開けさせ散歩に出かけ、そのまま別荘でひんやり感を満喫し、夕方になると自発的にケージへ戻って、ゴハンを食べて寝る、という日々。ちょうど私が家に居た時期でしたので、好きにさせていました。

鉄アレイで体を冷やすハムスター

夏はこれが最高

ポンは、巣の中であお向けにヒマワリの種をくわえたまま死んでいました。両前足で種をしっかり持って。それを見た瞬間、私たちは笑いました。

まるで漫画みたい。これを食べてる間にそのまま死んじゃったんだね。なんて幸せでなんて楽しそうな旅立ちだろう。そう思える最期でした。3歳3ヶ月、キャンベルとしては驚くほどのご長寿でした。

そこから長らくハムスターを飼い続けるわけですが、最初の1匹がこうだったから、その後やってくるハムたちの短命さ(ポンの半分程度)に耐えられました。飼い方が悪いんじゃない、これはこのコたちの寿命なんだ、と自分に言い聞かせることができたから。

ポンの最期は、ルイーズさんが書いていた「夜、体を横たえたときに、静かに旅立っていく」をそのまま表現した終わり方でした。いや、それ以上の、「横になったまま好きなものを食べながら」という終わり方です。

あいつにできたなら、私にもできるかもしれない(笑)。そう思います。

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