仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

生きることを楽しむ

2022/02/22
魂の表現

ゆずが最期まで、栄養摂取にならないゴハンをおいしそうに嬉しそうに食べていたのは、ただ食べることを楽しんでいたのだと書きました。そして気付きました。私もそうすればいいのだと。

ゆず自身がゴハンを食べることを楽しみにしていたのは明白で、そうしたかったからそうしていたわけですけども同時に、私に見せてくれたのだと思うのです。

ともすると、人のため、社会のため、○○のため、と使命感に力み過ぎて動けなくなることがあります。それは彫刻だけでなく、他のことでも同じです。だけどそれって楽しくないし、パワーも弱い。

真に他者の力となりたいなら、自分が満たされて緩やかでいた方が効果的。力んで絞り出したものより、自然とあふれ出すものをお届けした方が、ずっといい。大切な人への贈り物 小地蔵さん

ゆずが危篤から持ち直し、再びゴハンを食べ始めた時、「もう生命維持という点を考えなくていいんだ」と、ある部分で気が楽になったことを思い出しました。

危篤になる前の段階でもう薬やサプリメントやハーブなども止めていたけど、それでも「どうすればゆずの体が楽にいられるだろう」と考えていました。それをもう考えなくていいんだ、と思ったのです。その瞬間、すごく軽くなりました。

それは、思考を伴った栄養摂取ではなく、食べることを楽しむために食べるという事への転換点でした。思考のコントロールから私が解放された瞬間でした。

生きることを楽しみなよ。彫ることを楽しみなよ。目的以前に、楽しむために彫っていいんだよ。

ゆずはそう言っていたのかもしれません。

初期設定が「世界=自分」な私は、自意識が希薄で、気を付けないと自分をおろそかにします。人のために役立とうと思うのを一旦横へ置いといて、何かを成そうとすることもちょっと止めて、肩の力を抜いて、楽しむために彫る。もう一段深い奉仕を目指すなら、仕事であっても、そんなことをやってみようと思います。

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