仏像制作を中心に作(創)ること、幸せに生きることを綴ります

人と共に暮らす仏さま

2022/06/07
仏像彫刻周辺の話

伊豆にあるならんだの里 河津平安の仏像展示館で仏像を観てきました。

こちらは地域で信仰してきた神仏を公開されていて、そう遠くない未来には国宝に指定されるであろう仏像群です。見た感じ、奈良時代の仏像と同じような特徴を持っているようです(詳細はこれから判明予定)。

きつーい坂道をひいひい言いながら5分ほど登った先に本堂と展示館がありました。

15世紀に起きた山津波でお寺が倒壊し、仏像も谷底へ流されたのを探して掘り出したものだそうです。腕や足が無くなっていたり、全体が朽ちてしまっていたり、それでも仏さまとして地域の人々と共に生きてきた仏像たち。ならんだの里 撫で仏

貴重な仏像群ですが写真OK、↑この1体はなでてもOKです(地域の人々が痛いところをなでて信仰してきたもの)。国宝指定されたら写真も撮れなくなるだろうし、ましてやなでることもできなくなるでしょう。

ここの仏像を観て、改めて思いました。私が目指すはこの方向だなと。

私の提供する小仏は人と共に暮らす存在です。博物館に保管される文化財のようなものでなく(そんな技能はないですが)。形が無くなるまで人に寄り添って使ってもらえたら、こんなにうれしいことはありません。

ならんだの里には、神様の像も一緒に奉られています。かつての日本では神も仏も同じように信仰しお祀りしていたんですね。また、係の方の解説がかなり詳しくて興味深い内容でした(そういうのが苦手な方にはここは勧めません)。

他の写真はインスタで。

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